DSC02949-1660x1106.jpg DSC02955-1660x1106.jpg DSC02958-1660x1106.jpg

女川の風景

女川の港湾地域を見下ろす高台に上ってみた。津波が壊した荒れ地が、巨大な遺跡の発掘現場のようにも見える。

港へ行くと、周囲はまだ何もない中に、漁協の製氷工場ができあがり、砕氷する音が大きく響いていた。定期船の航路も復旧しているようだ。

気仙沼でもそうだったけど、漁港の復興は製氷工場から始まっていくようだ。

製氷工場をバックに写真を撮っていると、定期船の船長さん(たぶん)が歩み寄ってきて「ほほお、ロータスかい」と話しかけてきてくださった。

「そうですね。ケータハムのスーパーセブンで、しかも電気自動車なんですよ」と答えると、「で、電気?」と驚いて、「いやあ、もったいねぇなぁ」とおっしゃった。(笑)

クルマ好きな人にとってみれば、憧れのセブンのエンジン下ろしてEVにしてしまうなんてのは、もったいない、愚かな行為でもある。という気持ちは、私にもよくわかる。

でも。

EVスーパーセブンを作って、こうして旅している意味や目的。さらにはEVになることで生まれ変わったセブンの魅力をお話しすると、「なるほどなぁ」とうなずきながら、セブンの裸体をくまなくチェック。

クルマへのピュアな興味をかき立てる魅力は、ピュアEVの大きな魅力、だと思う。


コメントをどうぞ