北海道庁へ表敬訪問

千歳から、ほぼ土砂降りになってきた国道36号線を走って札幌へ。

札幌では、北海道庁を表敬訪問させていただいた。

迎えてくださったのは、経済部環境・エネルギー室の岡村眞規子参事、主幹の北村浩樹さん、主任の菅原渉さんなど、北海道での急速充電器設置促進のキーパーソンズ。

ついさっき、北央三菱自動車販売千歳本店で、行政への注文含みでもある藤本専務の熱い意見を伺った直後が道庁訪問となったのは、今日の空模様のごとく波乱の予感か、それともEVの神のお導き?

ともあれ。

普通は自家用車は入れない赤煉瓦庁舎(旧北海道庁庁舎)の前にEVスーパーセブンを乗り入れさせていただいて「Welcome to HOKKAIDO」な写真を撮らせてもらった。

私、寄本の個人的な意見だが。。。

地吹雪で、民家近くの公道上で遭難者まで出てしまう厳しい冬がある北海道で、むやみにEV普及を急ぐのは賢明ではないと思う。ことに、ピュアEVは寒さに決して強くない。

自動車社会の変革は先進国として不可欠な課題だが、たとえば、今回のサポートカーであるアウトランダーPHEVのように、EVではありながらガソリンの恩恵をうまく活用できるクルマとか、バイオディーゼルのクルマを組み合わせるなど、北海道にあった次世代自動車の導入と活用が必要なんだと思う。

こんな旅をしていると、私自身EV信者と思われがちだけど、いや、実際EVの魅力にはぞっこんだけど、誰も彼も、どこもかしこもEVだけになるべきだとは考えていない。つい先日も書いた気がするが、大切なのはバランスだ。

まして。

広くて長い北海道の道。くまなく急速充電器を設置しようとすると、必然的に台数が多くなり、維持管理や費用負担の問題がさらに大きくなるだろう。

ここはひとつ。

北海道の人ならではのアイデアで、北海道ならではのEVと充電設備の広がり方を具現化していっていただきたい。

道庁のみなさん。期待してます!


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