洞爺湖キャラバンDailyレポート 木野 龍逸

プロフィール

木野 龍逸

フリーランスのライター兼カメラマン
海外生活での経験から環境問題に興味を持ち、主にクルマの環境問題、次世代車、エネルギー問題、経済と環境の関係等について、国内外、辺境地等での取材を手がける。一般紙、自動車専門誌等を中心に活動中。日本EVクラブ会員。

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2008年06月24日 12:01

八幡平の山を登ってます

_MG_7422.jpgキャラバン隊ご一行様は10時過ぎに、八幡平市にある東日本三菱自動車販売にしね店に到着。実は、リポーター・ボクが到着した時にはすでに試乗会が終わっていて、様子がよくわからなかったのだが(県庁出発が遅れてしまった)、なんでも、定休日だったのに20人くらいの従業員の方が集まったそうな。

で、試乗会がすでに終わっているのでEVの感想を聞いたらば、「これに乗っちゃうと、ガソリン車に戻れませんねえ」と、数多くの絶賛の声が。確かにモーターのなめらかさときたら、そこらへんの高級車にもまったく負けてないのだからしょうがない。

中には、「補助金いれて300万円?買っちゃえばいいじゃん!」と、お店で買うことを検討するようなオハナシも飛び出していた。この性能、乗り心地なら、300万円は高くないということらしい。  お店に来ていた人の中に、盛岡市内からわざわざEVを見学に来ていた人がいた。

このお人、現在はガソリンのiに乗っているそうだが、「iMiEVが市販になったらすぐに買います」とのこと。今のiも、オプションを全部つけたら200万円を超えているので、EVの走行性能なら問題なしだそうだ。さらによくよく聞いてみると、この人はお寺さんの住職さんだそうで、ずいぶん前には、盛岡で初めて除細動器(AED・電気ショックの機械)を入れたそうで、今は、「このへんも雪が減っているし、温暖化は大きな問題だと思ってます。(EVに乗ることなどで)みなさんにもエコということを伝えたい」のだそうだ。ありがたいオハナシではありませんか。

お寺さんは、地域の中でいろんな役目を担っている大事な場所。そういった人がEVに興味をもってくれると、いろいろと広がりがありそうだ。

_MG_7435.jpgそんなにしね店を10時50分頃に出発したキャラバン隊ご一行様。時折激しく降る雨の中を北へ北へと進みます次は二戸の岩手スバル二戸バイパス店におじゃまして、急速充電をぶちかましまし、八戸に向かって行きます。ではまた後ほど。

 

 

 

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