洞爺湖キャラバンDailyレポート 木野 龍逸

プロフィール

木野 龍逸

フリーランスのライター兼カメラマン
海外生活での経験から環境問題に興味を持ち、主にクルマの環境問題、次世代車、エネルギー問題、経済と環境の関係等について、国内外、辺境地等での取材を手がける。一般紙、自動車専門誌等を中心に活動中。日本EVクラブ会員。

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2008年06月23日 22:30

コンビニで飛び込み充電敢行!岩手スバルと盛岡三菱自動車を訪問

ジャスコ江釣子店を出発したキャラバン隊ご一行様は、次の目的地がi MiEVは盛岡三菱自動車盛岡津志田店、R1eは岩手スバル盛岡都南店と別々になるので、出発からすぐに別行動になった。レポーター・ボクはスバルのR1eに同行して、50kmほど北にある岩手スバル盛岡都南店へ行くことにする。

morioka_subaru_002.JPGまたまた国道4号線を走り続け、しばらくいくと、R1eが突然左にウインカーを出してローソンに入っていった。なんだべ、トイレでも行くのかいな、と思ったら、同行していた東京電力担当者が「ちょっと、試しに補充電をしてみようと思いまして」と、ニコニコしている。店内を見ると、東電の営業担当の方がレジで店員さんとオハナシをしてる、と思ったら外に出てきて、「大丈夫です」。

ということで、ローソン紫波高水寺店のコンセントにプラグを差し込んで、ちょこっとだけ充電タイム。もっとも、流れる電流が多かったりすると、場合によってはブレーカーが落ちることもあるので慎重に。1人がお店のブレーカーを確認に走る。

morioka_subaru_001.JPGおそるおそるプラグを差し込んでみると、おぉ、平穏に充電が始まった。充電中はとくにすることもないので、キャラバン隊員の人たちは各々、トイレに行ったり買い物をしたりオヤツを食べたりして過ごす。といってもテスト充電でもあり、10分程度の補充電(電気料金は5円)をして再出発だ。

岩手スバル盛岡都南店に到着したのは5時ちょっと過ぎ。スバルの大きなカンバンを見つけ、お店を見ると、従業員の人達が勢揃いしているのが見えた。こりゃまた、大歓迎モード全開である。

morioka_subaru_008.JPGさっそく、ドライバー・熊野さんがCO2削減宣言の短冊付き笹を受け取り、みんなで記念撮影。たくさん吊してあった短冊は、お客さんが書いてくれたものだという。みんな、環境に対する思いは同じなんだな。

一通りの式が済んだ後は、R1e見学会&ちょこっと試乗会になった。クルマの仕事をしていると、やっぱり気になるのだろう。電気料金のこと、補器類の動作のことなど、質問が出ていた。ちょこっと試乗をした店長さんは低速トルクに感心し、どういう層にアピールしたら売れるのかと思案していた。たぶんこれからは、同じ悩みを持つ販売店さんが増えるんだろうなあ。

morioka_subaru_006.JPGそんなことを考えながら、従業員さんたちに見送られて、キャラバン隊は18時過ぎに岩手スバルさんを後にした。

同じ頃、別働隊のi MiEVは、盛岡三菱自動車販売盛岡津志田店を訪問。ここでも試乗会や記念撮影、笹の授与式などを行った。ここでもやっぱり、みんなEVを食い入るように見つめていたらしい。

このところ、販売店に行くたびに、三菱自動車のi MiEV担当の方々は、試乗車の導入を勧めたり、営業にも余念がなかったが、このお店でもやったのだろうか。盛岡では直接見ていないのでわからないが、こうやって、新しいクルマが生まれるんだなあと思ったのだった。

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