2019年11月23日(土・祝)、に筑波サーキット内のオーバルコース(1周500m)にて、『EV SIDE by SIDE』復活「君たちの笑顔が見たい」プロジェクトでクラウドファンディングのリターンとして設定されていた「サーキット試乗会」を開催しました。

支援者自らハンドルを握ってオーバルコースを疾走!

当日、天気予報は終日「雨」。でも、時折の小雨交じりの天候ではありましたが、無事、みなさんにサーキット走行を楽しんでいただくことができました。

世界中で市販EVが増えてきて、設立以来、日本EVクラブが目標としてきた「電気自動車普及」は大きな流れになってきました。そもそも、代表理事の舘内さんがEVに魅せられたのは「モータースポーツを存続させるためにはEVにするしかない!」という気付き&熱い思いが原点でした。当時、雑誌などのメディアで取材していた私(寄本)たちは「EVでル・マンに勝つ!」「EVビジネスを成功させてモナコに別荘を、いや、モナコを買う!」という舘内さんの言葉に引き寄せられて、日本EVクラブの活動に深く関わるようになった(懐かしい目)のでした。

ビジネスの成功はさておき、世界のEV普及が大きな流れになったことを見届けて、ここ数年、日本EVクラブのイベントなどで掲げているキャッチフレーズは「CO2削減&アクセル全開!」というメッセージになっています。工夫を凝らした電動モビリティで、思い切り、新しいモータースポーツを楽しもうということです。

今回の 〜『EV SIDE by SIDE』復活「君たちの笑顔が見たい」プロジェクト〜 は、日本EVクラブの活動の原点ともいえる「電気自動車でモータースポーツを楽しもう」を象徴する取り組みといえるでしょう。

今回、支援者として集まった中には、ジャパンEVフェスティバルに何度も参加してくださっている方もいたので、普通のサーキット走行の経験はあっても、全員がオーバルは初体験でした。

コースインの前に、まずは全員がシートポジションなどを確認。

思いのほか広いオーバルのコース幅。レースではないので気ままな走り方が楽しめます。

私も、初体験させていただきました。複雑なコーナーが組み合わさったサーキットも楽しいですが、オーバルの走り、ましてフォーミュラマシンでのサーキット走行は、想像を超えた痛快さでした。

打ち合わせなしのぶっつけ本番、しかも小雨混じりの状況で、あまり出来はよくないですが、いくつか動画も撮影したのでご覧ください。

先導車から撮影した走行シーン


同乗試乗の様子を先導車(BMW i3)のリアハッチを開けて撮影しました。ドライバーはモータージャーナリストの片岡英明さん。支援者のMさんは、残念ながら運転席にお尻が入らず同乗試乗となりました。フォーミュラマシンならではのハプニングでした。

支援者Nさんの走行シーン


自分でハンドルを握り、気持ちよく走るコーナリングのシーンです。

最後に、舘内さんがドライビング


支援者のみなさん全員が乗った最後に、舘内さんがドライバーズシートへ。小雨に打たれながら、助手席で横Gに耐えつつコンデジで撮影しました。

今後もさまざまな機会を設けます

無事に復活をはたした『EV SIDE by SIDE』。日本EVクラブでは、今後もさまざまな機会に展示、試乗会を行っていく計画です。その際はこの公式ウェブサイトなどでお知らせいたします。お楽しみに!

※ 展示、試乗をご希望の方は、日本EVクラブ事務局までご連絡ください。
info@jevc.gr.jp
03-5376-8446

レポート/寄本 好則(日本EVクラブHP編集長)