舘内端の「自動車の力」:第17回「フォルクスワーゲンの決意 その1」 ――私たちはEVを普及させる――

EUでは2050年の燃費規制は、リッター116キロメートル以上となる。これは企業平均だから、それでも高級エンジン車を売るのであれば、膨大なゼロエミッション車=EVを販売しなければならない。

という話からVWの電気ゴルフミーティングは始まった。5月30日、場所はお台場の国際交流会館であった。 Continue reading…

舘内端の「自動車の力」:第16回「自動車を作る・楽しさを作る その2」 ――ジャメコ点描――

日本には超一級の自動車を作る技術も、設備も、人的・物的資源もある。それらはいずれも世界に誇れるものだ。だが、自動車を作る意味が失われて久しい。自動車の意味の生産においては、日本は世界に誇る何物ももってはいない。 Continue reading…

舘内端の「自動車の力」:第14回「すべからく隗より始めよ」

「吉田秀和・高橋由一・自動車評論家の私・自動車メーカー」
すべからく隗より始めよ

日曜日の朝は早い。6時に起きて近くの井の頭公園まで走る。ツツジと紫陽花がきれいだ。7時には公園内の居酒屋が開くので、おでんで一杯やる。家に戻ってからは読書。今はジャレド・ダイアモンドの「文明の崩壊」の「上」を読んでいる。 Continue reading…

舘内端の「自動車の力」:第13回「スーパーカブ的ホンダはGood」ホンダ、スーパーカブをフルモデルチェンジ

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ホンダ公式サイト

ベトナムでは、バイクのことを“ホンダ”と呼ぶそうである。世界で6000万台も売れたスーパーカブは、いまや普通名詞になりつつあるということかもしれない。そのスーパーカブが全面改良された。 Continue reading…

舘内端の「自動車の力」:第12回「EVならモータースポーツをやる」益子修社長  三菱、EVで米国ヒルクライムに挑戦

EVのモータースポーツが熱い。パリダカを何度も制した三菱自動車が、米国コロラド州コロラドスプリングスにあるパイクスピーク山を駆け上がるヒルクライムに出場する。パリダカのガソリン・ラリーレイドから、パイクスピークのEVヒルクライムへ。三菱自動車のモータースポーツ戦略が大きく変わる。


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舘内端の「自動車の力」:第11回「ウィリアムズが勝った、燃えた」

F1の話である。5月13日のF1第5戦、スペインGPでP.マルドナド(ベネズエラ)が乗るウィリアムズが優勝した。今回は、この話だ。

ウィリアムズといえば、かつてN.マンセルがドライブして大活躍したチームである。最近は2004年の優勝以来、勝利の女神に見放されていたからほんとうに久しぶりの勝利だ。 Continue reading…

舘内端の「自動車の力」:第10回「エンジン自動車VS電気自動車」

「ハイブリッドでも、EVでもない」。となれば第三のまったく新しい自動車かと思ったら、なんのことはない。エンジン自動車だった。最近のマツダのCMである。

このCMの言葉使いの裏を探ると、「ハイブリッド車かEVじゃないと自動車ではない」という時代の空気を認めているように思えてしまう。 Continue reading…

舘内端の「自動車の力」:第8回「掘れば地震、掘らねば停電 シェールガスの憂鬱」

原発の稼働が完全に停止する可能性が濃厚な現在、頼りは火力発電だ。その燃料として俄然シェールガスが注目されている。

ところが、このガスを掘ると巨大地震が発生する可能性が濃厚になっているのだ。あいかわらずエネルギー問題は頭が痛い。 Continue reading…