12周年目を迎えるERK Cup Japan。新たなERKムーブメントに期待

西東京支部/丹羽真一

ERKを主体とした活動をしている西東京支部です。
2022年のレースイベントは、新たな開催地として本庄サーキット(埼玉県本庄市)が加わり、全5戦開催予定でしたが、第4戦が不成立となり、4大会の開催となりました。

各大会、平均参加台数5台と少し寂しいシーズンでしたが、新たに車両を作成しているチームが複数あり、今後参加台数の増加を期待しています。

ERK関連としては、モビリティリゾートもてぎにて開催される「もてぎKART耐久フェスティバル”K-TAI”」に私たちの仲間がクラスEに参加していました。
耐久は参加者にもERKにも厳しい競技ではありますが、多くの人たちが7時間後のゴールを目指すことの素晴らしさ、楽しさを共有するレースとして良い大会だと思います。

また、2022年は全日本カート選手権にEV部門としてクラスができ、全3大会が開催されました。TOM’S製のワンメイク車両で統一された、ドライバー競争志向の強いレースです。
当初は、エンジンカートを乗っているドライバーが、ERKに乗ることで出力特性の違いに戸惑いはあったようですが、走行セッションが進むにつれ、接近戦で行われていました。
最終戦は、お台場で開催されたモータースポーツジャパンに隣接する形で仮設コースを作りレースが行われたので、まったくERKを見たことがない方達に注目されたことは非常に良いことと思います。

ERK Cup Japanシリーズは、2011年からスタートして12周年となる今シーズンは、下記の4戦を予定しています。
各大会の参加概要のご案内、エントリーは1ヶ月前からです。

●ERK Cup Japan 2023
第1戦 5月14日(日)午前 フェスティカサーキット栃木
第2戦 6月24日(土)夕方 本庄サーキット
第3戦 9月10日(日)午前 フェスティカサーキット栃木
第4戦 11月12日(日)夕方 本庄サーキット

詳細は、ERK Cup Japan事務局 ホームページ erkcup.jpを参照ください。
いろいろな場面でERKの活動が広がり、仲間が増えていくことを楽しみにしています。
多くの参加者をお待ちしています。

●『日本EVクラブ会報 2022』 トップページに戻る