2021年、K-TAIにEクラスが新たに誕生。ERKの時代が到来!?


西東京支部/丹羽 真一

当支部は、ERKを主体とした活動をしています。
当支部主催のレースイベント「ERK Cup Japan」の2020年シーズンは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて日程の延期や中止により、11月23日に開催された1戦のみとなりました。
新規のチームやERKを復活させ参加いただいたチームもあり、1年ぶりに参加者の皆さんがERKを走らせているところを見ることができました。

12月3日には、「第26回日本EVフェスティバル(東京国際交流館)」でERKを出展・展示しました。
展示している車両を見ていたお父さんの足元にまとわりついている小さな男の子(3歳ぐらい)に声をかけて、ERKに座ってもらうと、今までつまらなそうだった子が急に興味を持ちだし「これは何をするもの?」と部品を指差して質問をしてきました。その質問に答えると、今度は近くに展示中の電友にも座り「これは?」、「どうして?」と聞いてきて、質問責めにあいました。まだまだ理解するには難しい答え方をしてしまったかもしれませんが、この子が成長したときに、フェスティバルでさまざまなEVを見たという体験が、少しでも記憶に残っているといいなと思いながら話をしていました。

ERKに関して大きなニュースがあります。
ツインリンクもてぎ(栃木)で長年開催している「もてぎKART耐久フェスティバル”K-TAI”」にERKが参加できる”クラスE”が設定されました。
この”K-TAI”は、ツインリンクもてぎのロードコースを使用して行われるKARTの耐久イベントです。21回目となる今大会から新たにクラスEが設定され、チャレンジ7時間耐久として4.8kmのロードコースを100台以上のエンジンカートとともに走ります。
今年は8月1日(日)に開催される予定で真夏の7時間耐久となります。参加する人たちも車両も過酷でチャレンジングなイベントです。
すでにEVクラブの車両規則に則ったERKは、大きな変更なく“K-TAI”へ参加できます。
エンジンカートで参加していた方たちや新しいものができないかと考えていた方たちが、ERKに興味を持ち、“K-TAI”や「ERK Cup Japan」に参戦という動きが出てくることを期待しています。

「ERK Cup Japan」シリーズは、2011年からスタートして今年で10周年。今シーズンは下記の3戦を開催します。

第1戦 5/23(日)(中止になりました)
第2戦 10/17(日)
第3戦 12/12(日)
開催地は、フェスティカサーキット栃木です。

詳細は、ERK Cup Japan事務局ホームページerkcup.jpを参照ください。
多くの参加者をお待ちしています。

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