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ビジョンと、行動

電池残量にはまだまだ余裕はあるが、いろんな急速充電場所を実際に確認するために、和歌山市街の三菱ディーラーさんに立ち寄った。

【和歌山三菱自動車販売 和歌山本店】

前充電地点からの走行距離:33.3km 旅の総走行距離:3733.3km

市内を走る幹線道路、国道24号沿いにある大きなショールームだ。

充電が終わり、チャデモチャージのカードで手続きしつつ、ショールームスタッフの松本路代さんにお願いして笑顔の写真を撮らせていただいた。

と、お店のスタッフの方々が「記念写真を撮っておこう」ということでカメラを構え、、なんだか、レースクイーンを囲むカメラ小僧状態に。。。(笑)

 

常務取締役で営業統括部長の日比幸次郎さんにお話しを伺った。

経産省の補助金と、大手カーメーカー4社が共同で立ち上げるプロジェクトなどにより、急速充電器の整備が進められようとしている。

でも。

ビジョンの理想を実現するために。

充電器を設置するのは「公共」の施設だけでなく、民間事業者の協力が不可欠だ。

今は、日比さんをはじめとする現地ディーラーのスタッフが、急速充電器設置をお願いして回るような仕事もやっていらっしゃるという。

たしかに。

自治体が「ビジョン」を作成しても、実際に行動するのは誰か、ということが問題だ。これは、和歌山県に限った課題ではなく、北海道をはじめとする各地で同様の話を聞いた。

私の、個人的な思いだが。。。

事実上、急速充電インフラの整備はEVの販売促進に結びつくのだから、EVを売ってる自動車ディーラーがやればいいという理屈もあるだろうが、では、今はまだEVを販売していない自動車メーカーのディーラースタッフが、同じように動くだろうか。

なんだか、不公平感は否めない。

やはり、急速充電器は社会に必要なインフラとして、とことん、自治体が指導力を発揮して、具体的な行動まで起こしていただくのがいいのではないだろうか、と思うのだった。

きっと。

EVや充電インフラの普及は、広く日本国民の利益だと、少なくとも私は信じている。

旗を振るだけでなく、誰が旗を立てるのかが問題だ。

この旅が、関係する方々のモチベーションに、少しでも火を付けることができたらうれしいことだ。
 

そういえば。

三菱のディーラーさんでは、急速充電器を設置している店にも、高速道路などでおなじみの『EV QUICK』の看板がない。

なにか、それは付けない約束でしょ、のようなものがあるんだろうか。

一度、三菱ディーラーの担当者に尋ねてみたが、現場レベルでは「よく知らない」事柄のようだった。

また、誰かに尋ねてみよう。
 


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