HOME > EVフェスティバル2004 > ERKデュアルジムカーナレポート


 ERKデュアルジムカーナ(トーナメント戦)

 手作りの電気レーシングカート(ERK)によるジムカーナのトーナメント戦。サーキットのホームストレッチに、背中合わせに2つのコースを設けデュアルジムカーナを行います。最後までどちらが先にゴールするか分からない、迫力のデュアルジムカーナです。トーナメント戦終了後にコース1周パレードランを行います。

  • トライアル内容
    • ホームストレッチに背中合わせに2つ、同形のジムカーナコースを設置。
    • デュアルジムカーナ(2台同時に走行し早くゴールした方が勝者)。トーナメント戦(チーム戦)を行います(クラス別)。 
    • 1チームドライバーは3名まで。バッテリーは1セットのみ。
    • 1回戦は個人戦を兼ねる。1人2トライ(各コースを1トライずつ)行い、チームで6トライ行う。対戦チームとの勝率により勝者が2回戦に進出。タイム計測を行い、タイム順に個人賞の順位を決定(予定)。
    • 2回戦からは、トーナメント勝ち上がり方式で順位を決定。
    • トーナメント戦終了後、希望車両のみコース1周のパレードランに参加することができる。
  • 参加車両
    • ガソリンレーシングカートをEVに改造したもの。
    • 日本EVクラブERK車両規定に合致する車両。ERK1クラス(DCブラシモーター、鉛バッテリー48V)、ERK2クラス(モーター自由、鉛バッテリー72V)。
    • ジムカーナで使用できるバッテリーは、1セットのみ(レース中の交換、充電禁止)。
  • エントラント(ドライバー)
    • 車両1台ドライバー3名まで(1名でも可)。ドライバー代表者は、日本EVクラブ会員に限る。
  • 賞典
    • チーム賞:ERK1、ERK2クラス別に、上位3位まで表彰。
    • 個人賞:ERK1、ERK2クラス別に、ベストタイム上位3位まで表彰

 昨年と同様、ホームストレートに背中合わせに2つの同形のコースを設けデュアルジムカーナを行いました。もちろんピットロードを開放しているので、ピットウォール越しにERKの迫力ある走りを見ることができます。たくさんのギャラリーが注目する中、トーナメント戦を展開しました。

 2台が同時にスタートし、相反する方向へ走っていき、戻ってきてゴールするので、ゴールの瞬間まで勝敗が分かりません。それでも見た目で明らかに速い車両もありましたが、ゴール前の1回転ターンで勢いあまってスピンをしてしまい負けてしまうこともありました。パワーや高性能マシンで無くても勝てる可能性がこのジムカーナにはあります。


全車6トライし、勝数の多いチームがこのトーナメント戦へ進めます。

車検チェック

 

通常のピットロードから観戦でき、かなり近くで見れ、面白いです。

旗が振り下ろされスタートです

壁に向かいスタートし左右に分かれていきます

ジムカーナ終了後、コース1周のパレードランを行いました


ERK1クラスの表彰式。優勝は東組の青鬼キャプテンが率いるWOODS Engineering」WEEK2KCでした。また、10年連続出場を果たした「チーム奥田とお友達」が3位に入りました。


ERK2クラスの優勝は、SRモーターを自製し参戦している「ミツバ」EV328でした。

優勝したミツバ遠藤さんの喜び声
デュアル・ジム・カーナでは、タイヤの喰い付きが悪かったので、ゲージも見ずにどんどんエア圧を落としました。レース修了後にゲージを見てビックリ。とんでもない値になってました。(^^;)
新モータで挑んだ最速ラップ選手権では目標タイムを上回ることができて良かったです。次回の目標はFormula-EVに並ぶ1分6秒…ちょっと厳し過ぎるかも。(-_-;)それにしても、Formula-EVは速過ぎますね。
来年も宜しくお願いします。


>>上へ
Japan EV Club Copyright (C) 2004-2005,Japan Electric Vehicle Club All right reserved.