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2008年06月27日 10:59

斎藤慎輔 「2008年EVの旅を体験して」

斎藤慎輔です。ご報告遅れてすみません。
PCの不調で、行程中は報告できませんでした。

ふだん、省エネ運転のインストラクターも務める私にとって、エコドライブは日常のことですが、EVのエコドライブは感動がちょっと違いました。同じ日程を同行した2名のドライバーほどに、コンペモードでのエコランはしませんでしたが、ともかく、なるべく電力を消費しない走りをするだけなら、エ ンジン車とも考え方は同じ。ですが、決定的に違うのは、回生制御をうまく使えば、使ったはずの電力が戻ってくるわけです、これはもう究極のエコなわけです。

通常のエンジン車でいえば、走っているのに「燃料が戻ってくる」というあり得ない状況ですね。もちろん、EVにとっても、平坦路を最低限のアクセル開度で一定速を保ち淡々と走るのが、一番のエコ運転状況ではあります。が、どうしても電力を多く使わざるを得ない上り坂も、EVなら「へへ、上れば下るもんね」とちょっと余裕だったりするわけです。下りはできるだけ回生を使い電力への変換を心かげます。

ゴール地点の洞爺湖の周りをぐるりと走る道などは、まさに上って上ってそしてずっと下ります。この下りが嬉しい!だって、さっきまで減り続けていたバッテリー残量計の針がちょっとづつ上がってくるんですから。もっとも、今回乗った2台は、もはや通勤用途やお買い物用途なら文句のない航続距離を持つけれど、より遠方に出かけようと思うと、今回の旅のように、途中途中での充電を要することになります。やはり、エンジン車やハイブリット車に完全にとって代わるというようなことは、少なくとも今の段階ではあり得ません。

でも、10年ほど前に、一日で40kmくらい走るのに何度か数時間の充電をして走ったEVでの旅を経験した私にとって、もう夢のように思えました。日常の足として、これなら使えると確信できたことに、ちょっと驚いてます。そして、そのドライブが、エンジン車とは違った楽しみがあることも、改めて発見しました。

で、この行程を終えた後、レンタカーを借りて札幌市内を観光しようかと思っていたのですが、「待てよ」と思い、市電(路面電車)で動いてみました。街の風景がよく見えたし、無駄なCO2は排出しないで済んだし。EVと市電、いい旅でした。

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洗濯してのお渡しとなりますが、それでもいいという方に。

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を明記の上、お送りください。

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応募〆切り   7月10日(木)
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