HOME > おしえて!みほりさん > 手作り電気自動車入門 第4回『手作りEVを自分で所有していくというコト』

おしえて!

手作りEVを自分で所有していくコトについて教えてください!


みほりさん

みほりさんのミゼットIIの現状は?

手作りEVを欲しいと思い、手にした一方で、僕は歩くことも好きだし、シンプルに生活をする心地よさも追求している。その面で、東京ではまず歩き、そして公共交通機関を活用する方が利に適っている。

しかし日本には、クルマが生活の足として必需品である都市がいくつもある。茨城県の筑波学園都市もその例に漏れない。そこで、僕のEVミゼットIIはいま筑波学園都市にあって、筑波大学の学生さんに日常の足として使ってもらっているんだ。そして電力消費をデータに取り、EVを生活の足として使う利点を探ってもらっています。

手作りEVの車検はどうなっているんですか?

そうこうするうちに、2年が経過し、1回目の車検がやってきた。経費を安く済ますため、その学生さんにユーザー車検に挑戦してもらったところ、わずか10分程度で手続きは終り「どうなるのか、構えていた気持ちとは裏腹に呆気なく終りました」と、朝の9時過ぎにはもう報告の電話が僕のところに入ってきた。軽自動車ということが、ひとつ手軽さの理由としてあったのだろう。さらに、EVだから排出ガス規制への適合という心配が無いから、継続検査の車検は簡単に済んだのだと思うな。

手作りEVで町を走るってどんな感じですか?

いずれにしても、手作りEVは一台一台がオリジナリティに溢れ、世界に一台しかないクルマに乗っているという満足感、あるいは、まだ世の中にEVが少ないことからの優越感など、町を走っていると誇らしい気持ちになるのも事実だね。

VWビートル
公道を手作りEVで走ると、
「みんな見てくれ!」
ってな気分になります。

所有していく苦労と楽しみを教えてください!

また、自分で作ったクルマなのだから、既製品を買った場合より愛着が深くなるよね。そう簡単に乗り換えたり、売ったり、まして捨てたりすることはできない。物を大事に長く使うという、資源の有効な利用という点で、無意識のうちに大事にしよういう気持ちにさせてくれるんだ。クルマに限らず、手作りの物は何でもそうではないかな。手作りの料理も感謝していただけるし、手作りの野菜などとても無駄には使えないだろう?手作りのセーターは大事に洗濯するはずだ。手作りのログハウスは、手入れを十分にして何十年でも住もうと思うのではないかな。そういう風に、人を温かい気持ちにさせるところが手作りEVにもあるんだよ。


 次回第5回は、「手作りEVの作り方と走らせるまで」をおしえてもらうぞ! お楽しみに! -->第5回 『手作りEVの作り方とはしらせるまで』
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