HOME > おしえて!みほりさん > 手作り電気自動車入門 第2回『手作りEVの歴史と現在』

おしえて!手作りEVの歴史と現状を教えてください。


みほりさん 日本で最初に始めたのは誰ですか?

手作りEVを日本で最初に始めたのは、元国立環境研究所技官で現在は慶応大学教授の清水浩さんではないかな。公害の研究をしていた清水さんは、トラックのスターターモーターを自分のクルマに取り付け、走行実験をするという、手作りEVの経験を踏まえてEV普及の可能性を探ったのです。

みほりさんは、いつ、なんで、どうしてEVに興味を持ったのですか?

アメリカでは、91年から手作りEVのレースをしていた人達がいるんだよ。
日本EVクラブ代表の舘内端と仲間(その中に僕も居ましたが)達は、日本初の電気フォーミュラ・レーシングカー『電友一号』を携え、94年にアリゾナ州で開催されたEVレースに参加したんだ(編集部注)。日本EVクラブの起源は、そこにあるんだ。

EVは、内燃機関を使わないことによって、同じクルマとは思えないほど、性能や構造に既存の自動車との違いがある。その違いが面白さであり、まだ多くの人が乗ったり使ったりしていないからこそ、ガソリン自動車では知り得なかった工夫やアイディアと出会うこともできて、楽しいんだ!不便だから楽しい。ちょっと痩せ我慢に聞こえるかも知れないけれど、普及して、誰もが知っていることに、醍醐味はないだろう?アジアをヒッチハイクしたなんていうタレントが話題になるのも、困難に挑戦するその過程に未知との出会いがあり、それによる興奮、躍動感が感じられたりするからではないかな。

手作りEVってどのくらいあるんですか?

EVには、そういう新しい魅力が一杯潜んでいるんだよ。しかしまだ、手作りEVを経験した人は少ないのが現状だね。日本EVクラブの会員は、個人/法人を合わせて600弱で、手作りEVは60台ほど。それでも、レーシングカートやオートバイを電気化している人達も居るよ。手作りEVに手を染めている人は、老若男女を問わず、メカニズムの知識も様々だ。仲間と一緒なら、心配の種となるハードルも越えられるんだよ!

EV-DAY
日本EVクラブでは、電動レーシングカートで
隔月開催の年間シリーズレースをしています。

注、詳しくは御堀直嗣著「快走・電気自動車レーシング」を参照のこと。(CMでした)


次回第3回は、「何で手作りEVなんだろう?」がテーマだ!次回UPまでにみなさんもちょっと考えてみてね! -->第3回 『なんで手作りEVなんだろう?』

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