ParadigmShift ― The only constant is CHANGE ―
金子 眞也(岩手県)
2024年(令和6年)7月27日(土)、28日(日)開催「ジャパンEVラリー2024」に参加させて頂きありがとうございます。日本EVクラブの皆様と会員の皆様、一緒に参加された皆様、全員に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
私は2023年の大晦日をもって、これまで五代にわたって経営を続けてきた1887年創業の新聞販売店を損切り撤退し、業態転換・商号変更にてM&Aではない自らが第二創業するパラダイムシフトを興しました。200余名の従業員の仲間との円満解雇をはじめ家族との今後の生活など内密に準備を重ねての人生の岐路でした。併せて準備をしてきた車両所有BEVシフトの日産ARIYA limited B9 e-4ORCEの納車と自社駐車場へのBellEnergy-Bee Meter VPOS touch2機設置を機に、本イベントへの参加を決めていました。以前の業務時代から三菱i-MiEV、MINICAB MiEV、MiEV power BOX導入の県内第一号やトヨタCOMS、C+pod導入などCO2排出抑制には積極的に取り組んでおりました。これまでにない高性能BEVのARIYAを所有できたことで遠征での最新BEV体験が楽しみでした。
2024年は開催一週間前の7月21日(日)「NISSAN ARIYA Owner’s Meeting」にも参加し、BEV三昧ウィークを体感できました。途中、東京都あきる野市にいる友人や群馬県高崎市にいる末息子にも会い、新紙幣タイミングに合わせた渋沢栄一や富岡製糸場観光や、青春時代を思い出す「頭文字D」「銀色のシーズン」聖地巡礼を楽しみながら各所各種の充電機も体験し、我が国や田舎の自分の地域のEVインフラ・観光ビジネスを考えさせられる貴重な体験ができました。
15年前の三菱i-MiEVや日産LEAF登場時は加速しなかったBEVシフトでも、今回の政府補助金制度やテスラやBYDの躍進がメジャーニュースになっている今はBEVシフトが加速して急速充電設備の大渋滞が起きると心配するも、我が国においては「アンチBEV」や「トヨタ一強の自動車産業」が反映される社会に留まっていると個人的には悲しく感じていました。
そんな中、いざ参加してみると、高級外国産BEVはじめ欲しかったHONDA eや、BYD SEALの試乗など夢のような体験ができ、童心に帰ったかのようにワクワク・キラキラなオジサンになっていました。そして懇親会も含めて、お会いする皆様の環境意識の高さや新しモノ好きアルアルなマニアックさに共感し、初めて体感できるコミュニティがこんなにも活気があることに感動しました。
今回の参加で、日本EVクラブにも入会させて頂き、BEV大先輩の中村さつきさんや白馬村長賞を奪ってしまった髙橋利英さんと知り合えたことも、パラダイムシフトできた新しい自分の人生の人脈であり財産になりました。
2025年は昨年納車された日産SAKURAで、髙橋利英さん同様に充電回数充電時間と闘いながら参加したいと計画しております。日本一のインバウンドの村に伺い、観光ビジネスに活きる素晴らしい経歴を持つ日本一カッコイイ丸山村長様からまた村長賞を頂きたいと思います。髙橋さんごめんね。
The only constant is CHANGE(地球上でたった一つの真実は変わり続けるということだけ)
北海道や九州からのエントリーがある2025年開催を期待します。

EVウィーク最高でした。

村長賞

髙橋さん村長賞奪ってごめんなさい。