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Japan EV Festival 1999

フェスティバル参加記

「Japan EV Festival '99 後記1」
(EVと、人と、わたし 編)

 今回、初めてエントラントと近い位置にいた。
ERKの受付と、手作りEV展示の受付と、基本性能テストのパドック誘導と・・・等々。

準備中の事務局では、書類や電話だけのエントラントとの関係から、やっと「人」が見えた。気合の入った人・マイペースな人・初めてでオロオロしている人・元気一杯過ぎる?人・朝まで車を仕上げていた人。

各チームのパドックは、もっと「色」が出ていて「人」が見えた。
「受付でーす。今日はー!!」(私)、「今年は勝つよー!」明るい笑顔。
「ちょっと待ってー」まだ準備に追われているチーム。
「誓約書」を渡そうとする人。「受付はパドックだよー、待っていてねープンプン!!」(私)

コンバートEVの予選後「リザルトでーすっ」(私) 「おーっ!!スゲー」「もー、1枚!」
寝ていたチームが飛び起きる。エントラントは一生懸命。
私は「人」が見えると安心する。
みんな1位を目指してね。リタイアしないでね。1人でもがんばってね!!と、思えた瞬間。

「EV」って何だろう?「仲間」って何だろう?
オンボロ車も、小さい車も、3輪車も、トラックもEVになった瞬間に同じ「EV」
EVを作った瞬間、みーんな「仲間」

来年の「仲間」はどんな人達がやって来るのだろう?

「Japan EV Festival '99 後記2」
(いつまで続くの? 編)

 Japan EV Festival までの道のりは私にとってヒジョーに長い。
今年も実行委員になれた私は、自分の担当部署の中身を把握するまでに、「お勉強」は欠かせない。
毎年ほぼ同じ部署を担当するのだが、今年は全く違った。もうそれだけで涙である。
さらにマニュアルの分厚さといったら。1つのカテゴリーで最低何枚?数える気もしない。

物覚えが悪いので、結局前日のJARI宿舎で深夜、マニュアルと赤ペン持って、実行委員の女性2人にマンツーマン?で指導してもらい、(覚えてなくて)怒られつつ、ドキドキしながら当日を迎える。
「お勉強」マニュアルだけは決して手放さないように!! 私しか分からない大切なマニュアルだけは!みんなの前では、ドキドキを隠しながら・・・。お陰でナントかなり、。

長い長い準備期間を経て、やっと当日。やっぱり当日が一番楽しい!!
夜が明けて、朝日が差し込んで、段々会場が出来上がる。
いろんな人が、今日のために色々な思いで集まってくる。
当日のみんなの笑顔が大好き。ボランティアのみんなありがとう。
色々無理を言ってごめんなさい。
一生懸命お手伝いしてくれたお陰で、一つずつ無事終了しました。

で、何だかんだ言ってもFestival で「スゴイ」と思うのは、怪我人が出ない事。
もちろん、みんな気を付けてはいるけれど、レースありの、試乗会ありの、設営ありの、撤収ありの・・・だし。手作りのイベントなのに、素人集団なのに。やっぱりスゴイことでしょ。
もう5年も怪我人無し! んー記録だ。
来年も怪我人ゼロ・フェスティバルを目指しましょう。

追伸:
Festival が終わって何日も立つのに、毎日Festival の夢を見る。
朝、起きて「ん?、あーっ終わっているんだよねー。寝よっ」
あっ、今日はリザルト送らなきゃ・・・。私のFestival が終わるのはいつ?