原油価格が下落しています。1年前には1バレル(159L)が108ドルほどだったものが、現在ではおよそ40ドルです。OPEC加盟国が減産せず、供給が過剰になっていることが原油価格下落の原因ということです。

しかし、弱小産油国は売り上げが減って困っているということです。ベネズエラとアルジェリアは日量200万バレルの減産を要望しています。では、この減産量は世界の生産量の何%かというと、たった2.4%ほどなのです。また、サウジアラビアが米国のシェールオイル産業の壊滅を狙って減産に応じないということですが、米国のシェールオイルの生産量は世界の石油生産量の5%ほどに過ぎないのです。こんなわずかな生産量の増減で世界のエネルギー市場は激変するのです。しかも、自動車はそうした危ない綱渡りをしている石油の半分を使ってしまいます。石油にいったん何かあれば、自動車は走れなくなります。自動車の石油依存度を下げなければなりません。

さて、日本EVフェスティバルは今回で21回目を迎えます。自動車の脱石油化を訴えてきた本フェスティバルが本領を発揮するのは、これからです。

今年もまた素敵なEVフェスティバルにしようではありませんか。
合言葉は「Reducing CO2」。そして脱石油です。

日本EVクラブ 代表 舘内 端

fes201404

Japan EV Festival2015(第21回日本EVフェスティバル)

開催要項

【日時】2014年5月3日(日・祝)8:45〜16:30
【場所】筑波サーキット・コース1000
(会場がコース2000から変更になります)
アクセス(http://www.jasc.or.jp/access/index.html
コース1000について(http://www.jasc.or.jp/outline/courseguide/c1000.html
茨城県下妻市村岡乙159 TEL:0296-44-3146
【後援(予定)】環境省 国土交通省 経済産業省 茨城県 茨城県下妻市 一般財団法人日本自動車研究所
【主催】日本EVクラブ
【共催】一般財団法人日本オートスポーツセンター

fes201401

内容

コンバートEV 1時間ディスタンスチャレンジ

手作りのコンバートEV(電気自動車)による1時間ディスタンスチャレンジ。
バッテリーの種類により鉛電池クラスとリチウムイオン電池クラスの2クラス設けます。ドライバーは何人乗りかえてもOK。地球温暖化クイズの結果を成績に反映するところまでは従来通り。今年から1周1kmのコースに変更! 作戦も見どころのEVによる新しいモータースポーツです。

(1)トライアル内容
・1周約1kmのサーキットを1時間で何周できるか競います(クラス別)。
・チャレンジ達成賞を設けます。各チーム自らが設定した目標を達成できるかチャレンジします。
・1チームのドライバーは2名以上。ドライバーの人数は無制限。
・ピットイン5回以上を義務づけます。ピットインの際に必ずドライバー交替をしてください。
(ピットイン時の停止義務時間はありません)
・レース中のバッテリー交換、および充電は禁止(レース中以外でも許可のない充電は禁止)。
・レース前に「地球温暖化クイズ」を行います。不正解の場合は1周減算。

(2)参加車両
・コンバートEV(市販エンジン車をEV=電気自動車に会員が自ら改造したもの)で、日本EVフェスティバル・トライアル特別規則書に準拠した車両(2010年より改定)。
・バッテリーの種類により、鉛電池クラスとリチウムイオン電池クラス(鉛電池以外のバッテリー)の2クラス設けます。バッテリー搭載量、総電力量によるハンディは設けません。
・使用できるバッテリーは1セットのみ(レース中の交換、充電禁止)。
・車両重量は、コンバート前の車両重量の1.5倍までとします。

(3)エントラント(ドライバー)
・車両1台、ドライバー2名以上、ドライバー数は無制限。
ドライバー代表者(=申込者)は、日本EVクラブ会員に限ります。
・ドライバーは、普通免許所有者(フェスティバルなどEVレースの参加者、サーキット走行経験者がのぞましい)。当日コースガイド(慣熟歩行)を行います。

(4)賞典
・ディスタンス賞 クラス別に周回数上位3位まで表彰
・チャレンジ達成賞(チャレンジを達成できたチームをすべて表彰)
・いっぱい乗せたで賞:ドライバー人数(初乗りのみカウント)の最も多いチームを表彰。
・ファステストラップ賞(クラス混合)
・ベスト車検賞(仕上がりが優秀な車両を表彰)

トライアルのエントリーと案内資料はこちらから(会員限定)>>>

ERKスタート

ERK 30分ディスタンスチャレンジ

手作りの電気レーシングカート(ERK)による30分ディスタンスチャレンジ。
バッテリーセット数は無制限(バッテリー交換時の停止時間制限はなし)。ドライバーは何人乗りかえてもOK。ERKもコンバートEVと同様に、チャレンジ達成賞を設けます。
リチウムイオン電池クラスは、バッテリー交換無しで走りきれるか!? 鉛電池クラスのバッテリー交換の技も必見です。

(1)トライアル内容
・1周1kmのサーキットを30分で何周できるか競います(クラス別)。
・チャレンジ達成賞を設けます。各チーム自らが設定した目標を達成できるかチャレンジします。
・1チームのドライバーは2名以上。ドライバーの人数は無制限。
・ピットイン5回以上を義務づけます。ピットインの際に必ずドライバー交替をしてください(ピットイン時の停止義務時間はありません)
・バッテリーセット数は無制限。バッテリー交換時の停止義務時間はありません。

(2)参加車両
・ガソリンレーシングカートをEVに改造したもの。日本EVクラブERK車両規定(2011年クラス分け改定)に合致する車両。
※ERK1クラス(DCブラシモーター、鉛電池定格電圧48V以下、モーターおよびコントローラーの指定はなし)
※ERK2クラス(モーター自由、鉛電池定格電圧72V以下)
※ERKリチウムイオン電池クラス(ERK1、ERK2以外)
・30分チャレンジで使用できるバッテリーの電力量は、無制限(バッテリー交換時の停止義務時間なし)。

(3)エントラント(ドライバー)
・車両1台、ドライバー2名以上、ドライバー数は無制限。
ドライバー代表者(=申込者)は、日本EVクラブ会員に限ります。
・ドライバーは、普通免許所有者(フェスティバルなどEVレースの参加者、サーキット走行経験者がのぞましい)。当日コースガイド(慣熟歩行)を行います。

(4)賞典
・ディスタンス賞 クラス別に周回数上位3位まで表彰
・チャレンジ達成賞(チャレンジ達成できたチームをすべて表彰)
・いっぱい乗せたで賞:ドライバー人数(初乗りのみカウント)の最も多いチームを表彰。
・ファステストラップ賞(クラス混合)
・ベスト車検賞(仕上がりが優秀な車両を表彰)

トライアルのエントリーと案内資料はこちらから(会員限定)>>>

何でもEV展示&デモンストレーション

レーシングEV、電気バイクなどアイデア満載のEVの展示&デモンストレーション。

●手作りEVデモ展示&デモ
・デモンストレーション:オーバルコースを1周。
・参加車両:EVに改造した乗物(カテゴリーは問わない)、市販EVなど電気の乗り物であれば出場可。ただし、コンバートEV、ERKのトライアルに参加しない個人所有のEVに限ります。
・エントラント:車両1台につき展示者兼デモ走行者1名(日本EVクラブ会員に限る)
・賞典:パフォーマンス賞

EV展示の参加申し込みはこちらから(会員限定)>>>

●最速EVデモンストレーション
・レーシングEVによる最高速デモ走行!コンバートEV、ERKも参加可能。
学生フォーミュラーEVも大歓迎です!
・エントラント:車両1台につきドライバー1名。エントリーは日本EVクラブ会員に限ります。ドライバーは、サーキット走行経験者に限ります。
(タイム計測はしますが、表彰はありません。出場台数を制限する場合があります)

※エントリー希望者は日本EVクラブ事務局までお問い合わせください。

EV(自動車メーカー製)オーナーパレードラン

自動車メーカー製量産EVで来場したみなさんのパレードラン。

・コースを3周します(先導車付き)。
・自動車メーカー製量産EVオーナーであればどなたでも参加できます。
※事前申込が必要です。当日の参加申し込みは受付できません。
※下記ワードファイルをダウンロードし、記入の上お申し込みください。

パレードラン参加要項&申込書(fes2015parade.doc)

fes201403

環境EXPO/EV・エコカー試乗会

●環境EXPO
EVの最新情報と環境対応技術をテーマにしたブース。
自動車メーカー・EV関連企業による、EV、エコカー、環境対応技術、次世代車等の最新技術に関する展示を行います。
21世紀のモータリゼーションを拓く技術としてご覧ください。
各ブースのプレゼンテーションの時間も設けています。
<2014年出展例>
(株)東京アールアンドデー、トヨタ自動車(株)、日産自動車(株)、本田技研工業(株)、三菱自動車工業(株)、ビーエム・タブリュー(株)、フォルクスワーゲングループジャパン、 メルセデス・ベンツ日本(株)
●EV・エコカー試乗会
メーカーEV・エコカーの試乗会を行います。国内外メーカーのEV・PHVに一気乗りできます。
(参加者に運転していただく予定です。試乗には筑波サーキット見舞金(傷害保険)の加入が必要です。1人500円で。)
●ベンチャーテント
環境対応技術開発に意欲的に取り組む、EVクラブ会員のベンチャー企業が出展。
●支部テント
地方支部のテントを設け、独自の行動を紹介します。

Reducing CO2コーナー

今回もまたフェスティバルのメインテーマは、Reducing CO2です。
地球温暖化を少しでも遅らせるために、ぜひCO2排出量削減に取り組んでください。
Reducing CO2テントでは、恒例のCO2排出量診断を行います。ご自分のCO2排出量を知る良い機会です。
CO2排出量診断は、自宅から会場に来るまでに排出したCO2を診断します。
CO2排出量のカウントは、使う交通機関でそれぞれ係数が異なります。徒歩や自転車、EVはゼロです。ご自分のCO2排出量を知り、CO2排出の少ない交通方法について考えましょう。

全員参加CO2排出量コンテスト

1人、1kmあたりのCO2排出量(移動距離の長短は関係なし)の低かったトップ1を表彰します(予定)。

※すべての競技の詳細は、日本EVフェスティバル・トライアル特別規則書に記載します。
※トライアル特別規則書は、エントリー申込者に配布します。
※開催概要・参加要項の内容は、予告なく変更になる場合があります。

トライアル参加要項

コンバートEV1時間ディスタンスチャレンジ/ERK30分ディスタンスチャレンジ/何でもEV展示&デモンストレーションに参加希望の方。
参加申込者(ドライバー代表者)は、日本EVクラブ会員に限らせていただきます。

参加申し込み方法

下記3種類の申し込みを行ってください。

(1)トライアル参加申し込み:web申し込み(フェスティバル専用ホームページにアクセスしてwebから申し込み手続き/チーム名、車両名、ドライバー情報の申請、2014年EVフェスティバル参加の有無の確認等を行ってください)。
トライアル参加申し込みはこちらから>>>
EV展示参加申し込みはこちらから>>>
エントラント用案内資料はこちら(会員限定)>>>

(2)車両仕様申告書および配線図シート、写真シート:webより書式をダウンロードしてメールにて送信してください。
※2014年のEVフェスティバル参加車両で変更がない車両は提出不要です。
※2014年のEVフェスティバル参加車両で変更がある車両は、変更箇所のみ申請してください。
※変更のない場合でも、実行委員会より要請のある場合は提出が必要です。

(3)エントラント用「前売り入場パス・昼食・追加保険・ボランティア申込書」:web より案内と書式をダウンロードしてメールにて送信してください。申し込みは任意です。
エントリーのみなさんへの前売り入場パス、昼食等のご案内をご確認の上、お申し込みください。
※webからの申し込み、およびダウンロードには、会員専用IDとパスワードが必要です。不明な方は、事務局までお問合せください。
※webから申し込みができない方、webから書式をダウンロードできない方、申込書類の郵送をご希望の方は、日本EVクラブ事務局までご連絡ください。

エントリー締め切り:2015年3月10日(火)
今回のグリッドは申し込み順ではありません。当日抽選などで決定します。

参加費

●コンバートEV1時間ディスタンスチャレンジ
・1チームは車両1台+ドライバー2名以上、ドライバー人数無制限(ドライバー代表者=日本EVクラブ会員を含むこと)
・参加費:39,000円/1台(ドライバー6名まで。ドライバー数が6名を超える場合は、7人目から1名につき3,000円の追加参加費がかかります。)+筑波サーキット見舞金(傷害保険料):500円/1名

●ERK30分ディスタンスチャレンジ
・1チームは車両1台+ドライバー2名以上、人数無制限((ドライバー代表者=日本EVクラブ会員を含むこと)
参加費:15,000円/台(ドライバー6名まで。ドライバー数が6名を超える場合は、7人目から1名につき3,000円の追加参加費がかかります。)+筑波サーキット見舞金(傷害保険料):500円/1名

●何でもEV展示&デモンストレーション
参加費:6,500円(車両1台+出展者兼デモ走行参加者(日本EVクラブ会員1名)+筑波サーキット見舞金(傷害保険料):500円

●最速デモンストレーション
参加費:10,000円(車両1台)+ドライバー1名)+筑波サーキット見舞金(傷害保険料):500円

・筑波サーキット見舞金(傷害保険)の加入:500円/1名
ドライバー(デモ走行参加者含む)全員加入が義務づけられます。
・申込書受理後、ドライバー代表者あてにトライアル規則書/車両規則書、タイムスケジュール、等ご連絡します。
・参加費および見舞金、その他の振込については、別途ご案内します。指定日までに指定の口座にお振り込みください。出場をキャンセルした場合、参加費の返却はできません。
・参加費等の入金確認後、入場パス、地図等を4月中旬にお送りします(予定)。

自動車メーカー製EVオーナーパレードラン参加要項

・ 自動車メーカー製EV(*1)オーナーによるパレードランは、EVオーナーであればどなたでも(会員以外でも)参加できます。
*1:自動車メーカー製EVとは、国内外の自動車メーカーが製造販売しているEVのこと
・参加ご希望の方は、下記リンクより申込書をダウンロードしてお申し込みください。
(申込書の郵送をご希望の方は、日本EVクラブ事務局までご連絡ください)
パレードラン参加要項&申込書(fes2015parade.doc)
・申込締切は3月10日(火)、当日の受付はできません。必ず事前にお申し込みください。
・参加費:3,000円(自動車メーカー製EV1台+ドライバー1名)
乗車定員内であれば同乗も可、ドライバー以外の方は入場券(1,500円/1人)が必要です(事前申し込みが必要です)。
・筑波サーキット見舞金(傷害保険料):500円/1名がかかります(車両に乗車する方全員の加入が義務づけられています)
・申込受理後に参加費お振込みのご案内をお送りします。入場パス、タイムスケジュール等ご案内は、4月中旬にお送りします(予定)

入場パス(前売り)のご案内

・本フェスティバル会場の入場には入場パス(有料)が必要です。
駐車場は有料(4輪:1000円、2輪500円)
・入場パスは前売り販売します。ご希望の方は、「前売り入場パス申込書」を日本EVクラブ事務局までFAXまたは、郵送してください。同時に、枚数分の代金をお振り込みください。
・振込口座は申込書に記載しています。3月上旬よりホームページからもお申し込みいただけます。
・入場パス、スケジュール等は4月中旬ごろお送りします(予定)。

■前売り入場パス
会員  1,000円(当日2,000円)
非会員 1,500円(当日2,000円)
小・中学生1,000円(当日1,000円)小学生未満は入場無料です。
小学生以下は、保護者の同伴が必要です。
前売り入場パス申し込み締切:2015年4月5日(日)

WEBからのお申し込みフォームはこちら>>>
前売り入場パス申し込み申込書をダウンロード(fes2015maeuripass.pdf)

ボランティア募集

日本EVフェスティバルは、手作りのイベントです。オフィシャル、会場設営等のお手伝いをいただくボランティアを募集しています。ご協力いただける方は申込フォームでボランティア希望欄のチェックをしてください。オリジナル・ボランティア・キャップを差し上げます。
ご協力をお願いします!

お問い合わせ/申込書送付先

日本EVクラブ事務局
〒156-0043
東京都世田谷区松原2-20-10-401
TEL:03-5376-8446 FAX:03-5376-5310
Eメール:info@jevc.gr.jp

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