2001年充電の旅 CHALLENGE & CHARGE



5月18日
とうとう高千穂入り

ETOランド速日の峰で朝を迎えました。
風力で発電した電気をたくさん貰って、昨日とはうってかわって元気なEV-Aclass君です。

さて、今日のドライバーはちと早起きです。(相変わらず古澤は超早起きですけど)
なぜなら今日は北方町の小学5年生達が体験学習でここETOランド速日の峰にきているのです。
そして朝食が終わった後、みんなに電気自動車が動いている様子などを見てもらうのです。
ということでドライバー達も体験学習のスケジュールと同じ7時30分に朝食を食べることに。

小学生の待つ中、EV-Aclass君はそっと走り出し、みんなの前に止まって自己紹介をします。
そして校長先生もEV-Aclassにのってもらいました。

そして子供達の前で
「電気自動車は音がしなかったよ。」
と一言。子供達も「排気ガスがなかったね。」とか「音がぜんぜんしないね」といった感想を言ってくれました。
「どのくらいお金がかかるの?」といった質問も。
将来使うことになるかもしれない電気自動車に子供達も関心があるようです。

古澤が印象に残った一言が
「どうして電気自動車に改造したの?」
という一言でした。

電気自動車に改造する。

いままで多くの人に改造した後のことや改造している間のことついては聞かれましたが、改造するきっかけを聞かれたのは初めてでした。
もちろん古澤は
「おもしろいから。」
と答えました。電気自動車が面白いものであるというのは自分自身が感じていることです。しかも環境に負荷が少ないのであれば、環境問題に大して積極的になれそうです。
これからの子供達には個人的にいろいろな問題に対して、
「我慢して何かしなくちゃ」
という少し暗い気持ちではなく、
「こんなことをすれば良くなっていけるね。」
と少しでも明るく問題を見つめてもらえばと思います。
自分自身が出来ることはごく微小です。しかし微小なものの集まりが大きな問題を解決するパワーになります。
そんなことを考えてもらえるきっかけになればと思います。

さてこのETOランドは標高800mのところにあります。これから向かう道へは下る道になるのですが、昨日来た道を通ると遠回りになり、尾根伝いに進むと大きな道には出れないので裏道を通ることにしました。
裏道とは書きましたが正確には現在存在していない道(開通していない道)です。こんな道ですからナビ子さんなかせです。
でも一気に下り、そして高千穂に続く国道218号線に出ました。まさかこのような道を通るとは地図にない道を通るのは初めてです。

さて高千穂の方はサポータの登録が2件あります。ちょうど道沿いに杉本商店さんと今日の宿泊地になる欧風宿ぶどうの樹さんです。
まずは杉本商店さんを目指します。

さてここで実は今日テレビ宮崎さんが朝からお昼まで同行して取材をしています。
その関係でもうすぐ高千穂入りするという手前の日之影町のレストラン雲海橋さんでしばし撮影ポイントの打ち合わせのため立ち止まることにしました。
ここでお店の方が出てきてきました。電気自動車に興味を持たれたようです。
いつものように旅のことについてお話していると、
「うちで充電していきなよ。」
と充電をさせてもらえることに。
急遽コンセントサポーターになってもらいました。短い時間でしたが充電をさせてもらえてうれしかったです。
旅の中の偶然の出会いから生まれたコンセントサポーター。うれしい限りです。

取材のことも終わり、杉本商店さんで充電をさせてもらいます。残念ながら社長さんは出張でご不在です。それでも快く充電させてもらえたことに感謝です。
杉本商店さんは乾しいたけの卸をやられているところです。ここのしいたけ自動選別器のコンセントをお借りして充電をさせてもらいました。
ここでこれからの予定を立てます。
何せもう少し遅くにつくと思っていた高千穂に、すでについてしまっているものですから。
高千穂といえば神話と伝説の町です。
天岩戸もここにあります。
ということで天岩戸神社に参拝に行くことに決定しました。

天岩戸神社はその昔天照大神が天岩戸に身を隠したという神話がありますが、その神様が身を隠していたところがここ高千穂の天岩戸です。
山岳信仰の対象でもあるため立ち入りを禁じられている。霊験のある場所です。

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