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ピッコロ2号
石崎 啓幸
ベスパカー
DCブラシモータ(140-01-4005) 最大出力:17HP
鉛シールドバッテリー 12V×4×2個 48V
電気自動車-ピッコロ2号
製作するきっかけ
 形はとってもユニークなのにちっとも走らない(と言われている)ベスパカーを、ふとしたきっかけで手に入れることができた時、ひょっとしたらこれはEVになるのかな、と思っていた。(その時は本当にできるかどうはわからなかった。)

製作記
 自分が見ていたEVコンバートの方法がこのタイプには使えず、やむを得ずミッションをはずし、デフとモーターをチェーンでつなげる方法をとったが、デフ側のスプロケット(歯車)が大きさの制限があって、希望どおりのサイズにならず、減速比がうまくまとまらず苦労した。

日常の使い方
 ピッコロ2号は日常使えるほど、完全(安全)なアシ車にはなっておりません。
あえて言わせていただくなら、「気合を入れて」外出する時のお共である、というところでしょうか?
大体週に一度程度です。目的は100%、買物のお共として使用しています。ただ、ピッコロ2号で外出するということは、あらぬ注目を浴びるということでもあり、その意味でも「気合い」を入れないと周りの視線に負けてしまいます。

メッセージ
 EVに乗った人が、次にEVを所有して、実際に使ってみると、「なんて不便な乗り物なんだろう!」と思うに違いない。私は、そう思いました。
でも、出来上がった車は最高にかわいいヤツでした、(航続距離を除けば)。
重くて遠くに行かれないというEVの弱点が、しかし、今、私の考え方を変えようとしています。
車で遠くに行くことは本当に必要なのか、人力や自然の力を無視した、効率一辺倒の移動が本当にいいものなのか?答えはまだ出ていません。
きっと「それ」はこれからEVを生活の場で使うようになる、皆さんにも感じてもらえると思います。
その時には、今言ったことを含め話しあえればいいな。と、思います。レッツ、チャレンジ!

えとせとら
 '97.'98.'99とJapan EV Festival に出場。
'98年には、高台に風力発電のプロペラを着けて走行。
大注目の的に!!発電出来たかどうかは・・・?

ナンバー取得'96年8月

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