2001年充電の旅 CHALLENGE & CHARGE



5月30日
ものづくり、ひとづくり

頴娃町を出発して枕崎・加世田を経由して吹上を目指します。

まずは花の店げんかわさんで充電しているEV-Aclassを迎えに行きます。
今日はあいにくの雨・・・充電がきちんと出来ているかちょっぴり不安です。(以前ちょうど雨の日に充電が不十分でオフにしたことがあったから・・・これってトラウマ)
そっと覗き込んでやるときちんと充電できています。よかった。
これで枕崎は余裕でいけます。

枕崎は以前から掲示板でカキコしてくれている中村さんが待っています。ちなみに頴娃町の源川さんを紹介してくださったのも中村さんです。
ちょっと大ぶりになってきた雨ですがとにかく枕崎に向けて出発です。

中村さんはマルニシ電機さんでお勤めのようで、今回はここで充電をさせてもらうことに。電気屋さんだけに充電するのは楽チンと思いきや、やっぱり200Vコンセントの種類は多かったです。でもきちんと充電は出来ました。
中村さんの紹介でカツオ節を作る工場を訪れることに・・・。

さて皆さんカツオ節ってどうやって作るか知ってますか?古澤は知りませんでした。多分燻すんだろうなってことぐらいは知ってましたけど。
カツオ節を作るにはまず
1.カツオをさばく。
2.煮る。
3.燻す。
4.燻したカツオを磨く。
5.アオカビをつける。
6.天日に干す。
あとは5と6を繰り返すそうです。

そしてカツオ節を作るのにかかる日数はなんと半年です。(この旅の期間とおなじやん。)
かつお節を作るのに必要な部分はもちろん切り身の部分で、カマとかアラとかたくさんでます。
ではその部分はどうしているかって言うともちろん食卓に並ぶわけです。
でもそれでも残る部分があるわけでそれはどうするのっていったら
動物の餌になったり、肥料になったりするわけです。だから捨てるところが全く無いんです。
しかも枕崎ではその要らなくなったアラとかの回収をきちんと行って飼料や肥料にするようにしているんです。
カツオで生活をしているものにとってきちんと最後までカツオを使い切る。
他のモノでも大切なことだと思います。

充電も済んだところで枕崎小学校に向かいます。中村さんのお子さんが通っている小学校です。
枕崎小学校の体育館横にEV-Aclassが入るとお子様達にたちまち囲まれてしまいました。
色々な質問を受けて、逆に質問したり楽しい一時です。
「充電するのにいくらぐらいかかると思いますか?」
と質問すると
「5万」とか「3500円」とかいろいろ答えが返ってきます。
「正解は約200円」と答えると一同驚き。その驚きっぷりといったらもうって感じに驚いてました。
だって先生まで口開いてしまうくらいだもの。

子供達に見送られて今度は同じ枕崎の原村さんの所に向かいます。
原村さんのコンセントサポーターのメッセージにはこう書いてありました。
「還暦記念乗車・・・」
では十分楽しんでもらいたいと思います。
感想はいかがだったでしょうか?

原村さんのお宅の近所の洋服の赤崎さんのところで充電しながら中村さんも交えてお話しました。
しかも赤崎さんの支店である加世田のお店も紹介してくださってこれで加世田も安心です。
(掲示板にかかれていたカツオの心臓きちんと食しました。例のヤツです。)

加世田ですぐに赤崎さんのお店を発見。
事情をお話して充電させてもらいます。

ここでちと興味深い話。
洋服ってどうやって作るかって言うと最近は工場で大量に作るのですが、昔はやっぱり職人が作っていたわけで、今その職人さん自体が減っています。
洋裁・和裁とか仕立てという言葉自体聞かれなくなってきています。
きちんと体に合った服を作るというとやっぱり仕立てる必要があるのですが。
もちろん工場を否定しているわけでもありません。でも今存在しているものは人の手で作ることが出来るものであるわけでいきなりあるわけではないんです。
切り身の状態で海を泳ぐ魚はいませんし、土を掘ると携帯が出てくるわけでもありません。(もち、埋められているのは問題外です。そのこと自体おかしいですから)
ということは少なくとも何人かの人が時間をさき、手をかけて作ったわけで・・・その人の顔が見えたらすぐにポイって出来ないような気がするんです。
さらにもし作り方を知らなければ誰が作るのでしょうか?モノを作ること、それも大切なこと。その中で見えることもあるでしょう。
ながなが書きましたがよくまだ整理できていません。思ったことをつらつら書いたのでまとまっていないです。

今日のお宿は吹上町のもみじ温泉旅館さんです。温泉気持ちいいです。それにしても鹿児島は温泉が多いです。
島津の隠れ湯で今日もおつかれさまです。

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