第19回 日本EVフェスティバル

2013年10月14日(月・祝)/筑波サーキット

舘内端代表からのメッセージ

2012年の年末にメルセデス・ベンツ日本からスマートのEVであるスマート・エレクトリックドライブが発売になりました。2014年になると登場を待ちかねていたようにまずBMWのi3が、そして春にはVWからe-up!が、さらにeゴルフが日本で発売になります。ヨーロッパからEVが続々と上陸します。

国内ではプラグインハイブリッドが興隆するでしょう。トヨタのプリウスPHVに続いて、三菱からアウトランダーPHEVが、そしてホンダからはアコードPHVが登場しました。ハイブリッドは普通のクルマになった今、これからはさらにEVに近い自動車であるプラグインハイブリッドの時代だということでしょう。

EVは高い、航続距離が短い、充電インフラが整備されていないから普及しないといわれてきました。しかし、次世代自動車充電インフラ整備促進事業として1005億円もの補正予算が承認されたことで、2014年の秋までに、ガソリンスタンド4万6000箇所、道の駅1000箇所、コンビニ4万6000箇所、ショッピングセンター3000箇所に相当する数の急速充電器・普通充電器が設置される予定です。もう「充電インフラが整備されていないからEVは普及しない」とはいえなくなります。

また、ドイツのボッシュ、三菱商事、GSユアサは合弁会社を設立し、2017年までに航続距離が400kmもの電池の量産技術を確立するという発表がありました。他の電池メーカーも技術開発を急ぐに違いありません。もう「航続距離が短いからEVは普及しない」とはいえなくなります。

そして、トヨタは近々にHV用電池をニッケル水素からリチウムイオン電池に切り替えるということですから、車両用リチウムイオン電池は大量生産時代に突入します。これは電池価格の急激なコストダウンを意味しています。「EVは高いから….」という神話も崩れることでしょう。

EVの普及を妨げていた3つの神話が崩れます。その結果、2015年にEVは爆発的に普及します。その助走に当たるのが本年の第19回日本EVフェスティバルであり、来年の日本EVクラブ設立20周年記念に当たる第20回日本EVフェスティバルです。

EVの大量普及は目前です。そこに向けて今年も日本EVフェスティバルを盛り上げようではありませんか。

日本EVクラブ代表 舘内端

開催概要

日時:2013年10月14日(月・祝)8:00〜16:30
場所:筑波サーキット・コース2000
茨城県下妻市村岡乙159 TEL 0296-44-3146
後援(予定):環境省 国土交通省 経済産業省 茨城県 茨城県下妻市 一般財団法人日本自動車研究所
主催:日本EVクラブ
共催:一般財団法人日本オートスポーツセンター

>>>●パンフレット表面(PDF)
>>>●パンフレット裏面(PDF)

>>>● トライアル参加申込書ダウンロードページへ(会員限定公開)

内容

コンバートEV 1時間ディスタンスチャレンジ

手作りのコンバートEV(電気自動車)による1時間ディスタンスチャレンジ。
バッテリーの種類により鉛電池クラスとリチウムイオン電池クラスの2クラス設けます。クラス混合、ハンディ無しで走行します(表彰はクラス別に行います)。ドライバーの人数は無制限。地球温暖化クイズの結果を反映するなど、独自のルールを設けたEVによる新しいモータースポーツです。
今回、チャレンジ達成賞を設けます。チャレンジ達成賞では、何にチャレンジするかを各チームで決め、それに挑戦してもらいます。目標とする周回数に挑戦してもいいし、完走を目指してもOK。自らが設定した目標を達成できるかにチャレンジします。チャレンジに成功したチームには、チャレンジ達成賞を差し上げます。

>>>【トライアル規則(抜粋)】(詳細ページへリンク)

ERK 30分耐久チャレンジ&0-200mタイムトライアル

手作りの電気レーシングカート(ERK)による30分ディスタンスチャレンジと0-200mタイムトライアルを行います。
30分ディスタンスチャレンジは、コンバートEV同様、ホームストレート上にピットを設けたコースで行います。バッテリーセット数は無制限(バッテリー交換時の停止時間制限はなし)、ドライバー人数も無制限。ERKもコンバートEVと同様に、チャレンジ達成賞を設けます。
チャレンジ達成賞では、何にチャレンジするかは各チームで決め、それに挑戦してもらいます。チャレンジに成功したチームには、チャレンジ達成賞を差し上げます。
0-200mチャレンジは、30分ディスタンスチャレンジ終了後、0-200mタイムトライアルを行います。

>>>【トライアル規則(抜粋)】(詳細ページへリンク)

何でもEV展示&デモンストレーション

レーシングEV、電気バイクなどアイデア満載のEVの展示&デモンストレーション。今年から「自動車メーカー製EVオーナーパレードラン」が追加されました!

■手作りEVデモ展示&デモ
・ デモンストレーション:ホームストレートを往復(コース1周は無し)。
・ 参加車両:EVに改造した乗物(カテゴリーは問わない)、市販EVなど電気の乗り物であれば出場可。ただし、コンバートEV、ERKのトライアルに参加しない個人所有のEVに限ります。
学生フォーミュラーEVも大歓迎です!
・エントラント:車両1台につき展示者兼デモ走行者1名(日本EVクラブ会員に限る)
・賞典:パフォーマンス賞

■レーシングEVデモ(招待チームのみ)
レーシングEVによる最高速デモ走行!

■自動車メーカー製EVオーナーパレードラン(参加申込受付中!)

自動車メーカー製EVで来場したみなさんのパレードラン。

コースを1周します(先導車付き)。
自動車メーカー製EVオーナーであればどなたでも参加できます(事前申込が必要です。当日の参加申し込みは受付できません)

>>>EVオーナーパレードラン参加要項へ(詳細ページへリンク)
EVオーナーパレードラン参加申込書 >>>ワードファイルをダウンロードする




環境EXPO / EV・エコカー試乗会

EVの最新情報と環境対応技術をテーマにしたブース。自動車メーカー・EV関連企業による、EV、エコカー、環境対応技術、次世代車等の最新技術に関する展示を行います。
21世紀のモータリゼーションを拓く技術としてご覧ください。
各ブースのプレゼンテーションの時間も設けています。

<2012年出展例>
(株)SIM-Drive、 (株)東京アールアンドデー 、トヨタ自動車(株)、日産自動車(株)、本田技研工業(株)、マツダ(株)、三菱自動車工業(株)、 メルセデス・ベンツ日本(株)、横浜ゴム(株) など

■EV・エコカー試乗会
メーカーEV・エコカーの試乗会を行います(サーキット同乗試乗会の予定)。
■ベンチャーテント(環境対応技術開発に意欲的に取り組む、EVクラブ会員のベンチャー企業が出展)
■支部テント(地方支部のテントを設け、独自の行動を紹介します)
■Reducing CO2コーナー
今回もまたフェスティバルのメインテーマは、Reducing CO2です。地球温暖化を少しでも遅らせるために、ぜひCO2排出量削減に取り組んでください。
Reducing CO2テントでは、恒例のCO2排出量診断を行います。ご自分のCO2排出量を知る良い機会です。
CO2排出量診断は、自宅から会場に来るまでに排出したCO2を診断します。
CO2排出量のカウントは、使う交通機関でそれぞれ係数が異なります。徒歩や自転車、EVはゼロです。ご自分のCO2排出量を知り、CO2排出の少ない交通方法について考えましょう。
■全員参加CO2排出量コンテスト(見学者対象)
1人、1kmあたりのCO2排出量(移動距離の長短は関係なし)の低かったトップ1を表彰します(予定)。

トライアル参加要項

トライアル参加要項は、別ページにて詳細をご確認ください。
※すべての競技の詳細は、日本EVフェスティバル・トライアル特別規則書に記載します。
※トライアル特別規則書は、エントリー申込者に配布します。
※ 開催概要・参加要項の内容は、予告なく変更になる場合があります。

>>>トライアル参加要項へ(詳細ページへリンク)

入場券(前売り券)のご案内

●本フェスティバルは入場無料です(メインスタンドへ入場できます)。
※駐車場は有料(4輪:1000円、2輪500円)

●パドック&ピット(出場車両パドック、環境 EXPO/エコカー試乗会会場を含む)への入場は有料です。

●パドック&ピット入場券は前売りします。ご希望の方は、このサイト内の『パドックパス前売申込』フォームからお申し込みください。同時に、枚数分の代金をお振り込みください。
振込口座はフォームページに記載しています。

●パドック&ピット入場パス、スケジュール等は10月上旬ごろお送りします(予定)。

■パドック&ピット入場料/前売り券
会員:500円(当日1,500円)
非会員:1,000円(当日1,500円)
小・中学生:500円(当日500円)小学生未満は入場無料です。
※小学生以下は、保護者の同伴が必要です。
※前売り券申し込み締切:2013年9月25日(水)

>>>『パドックパス前売申込』フォームへリンク

ボランティア募集!

日本EVフェスティバルは、手作りのイベントです。オフィシャル、会場設営等のお手伝いをいただくボランティアを募集しています。ご希望の方は申込書のボランティア希望欄に印をつけてください。オリジナル・ボランティア・キャップを差し上げます。ご協力をお願いします!

<お問い合わせ先>
日本EVクラブ事務局
〒156-0043
東京都世田谷区松原2-20-10-401
TEL:03-5376-8446
FAX:03-5376-5310
Eメール:info@jevc.gr.jp